通貨ペアの選び方

FX取引では、異なる2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」と呼ばれる単位で取引を行うのが通例です。
例えば、米国のドルを日本円で売買するのであれば「米ドル円」を、ユーロを米ドルで売買するのであれば「ユーロドル」を選択することになります。
こうした通貨ペアの選び方ですが、ごく短期間での売買によって為替差益を得るのが目的か、あるいは数日単位や中長期にわたる取引により、銀行でいう利息にあたる「スワップポイント」での収益を得るのが目的かといった、取引の目的によって変えるのが望ましいといえます。
短期売買であれば「米ドル円」や「ユーロ円」などは比較的取り組みやすい通貨ペアであり、これらは世界における1日の取引量が大きいため、短期間であってもある程度の値幅を狙うことができます。
また、売値と買値の差である「スプレッド」も狭いという特徴があるため、他と比べて売買時の損失も少ないといえます。
いっぽう、中長期の取引であれば、「豪ドル円」、「ニュージーランド円」、「南アフリカランド円」などが人気の通貨ペアとなります。
これらは資源国や発展途上国のものですが、わが国よりも金利が高いため、積極的なトレードをしなくても、長期間保有するだけでスワップポイントが得られるというメリットがあります。
ただし、普段は1日のなかでの値幅は少ないものの、原油価格の下落などの外部要因で乱高下しやすいというリスクもあります。